長野八回に勝ち越しタイムリー、投手戦制し1勝1敗に

 横浜DeNAベイスターズを東京ドームに迎えて行われた「2016 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファーストステージ」第2戦。巨人先発の田口は二回にバッテリーミスで先制を許すが、その後は追加点を与えず7回1失点と試合を作る。打線は三回に坂本の2試合連続のソロホームランで同点に追いついたが、その後はDeNA先発の今永をとらえきれず、七回まで1対1の投手戦が続く。それでも八回、DeNA2番手の三上から長野がタイムリーを放ち巨人が勝ち越しに成功。このリードをマシソンが守って2対1で勝利した。対戦成績は1勝1敗となり、CSファイナルステージ進出をかけて明日の第3戦に臨む。

 巨人先発の田口は二回、2本のヒットを浴びて一死一、三塁のピンチを背負う。続く戸柱を空振り三振に仕留め二死としたが、今永の打席でバッテリーミスが出てしまい、先制点を奪われた。
 三回にもヒットと2つの四球で二死満塁とされたが、ここは白崎を空振り三振に抑えて追加点は与えなかった。

 一方の巨人打線は三回、坂本が2試合連続のソロホームランを左翼スタンドに叩き込み、同点に追いついた。五回には2つの四球などで一、二塁としたが、あと1本が出なかった。

 田口は中盤に立ち直り四、五回を三者凡退に抑えた。六回は両チームとも走者を出したが、得点には結びつかず、1対1のまま試合が進む。

 田口は七回を三者凡退に抑えて交代。4安打1失点の好投を見せ、リリーフ陣にマウンドを託した。

 試合が動いたのは八回。先頭の坂本がDeNA2番手の三上から右中間を破る二塁打を放って出塁し、代打・寺内が送って一死三塁と勝ち越しのチャンスを作る。村田が倒れ、阿部が敬遠されて二死一、三塁となったが、この場面で長野が中堅前に落ちるタイムリーを放ち勝ち越しに成功した。

 投げては八回から2番手でマウンドに上がったマシソンが、3つの三振を奪うなどして2回を無失点に抑えて試合終了。巨人は2対1でCS第2戦を制し、対戦成績は1勝1敗。ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。

 

「強い気持ちで立ち向かえてよかった」7回1失点の好投を見せた田口投手

Q.7回1失点。今日は負ければシーズン終了というマウンドでした。緊張感、心境などいかがでしたか
A.CSで初めて投げさせてもらうことになったんですけど、本当はすごく緊張しましたし、不安な日々を過ごしていたんですけれど、今日は朝起きて思い切り楽しんでやろうと思って、いい心境で迎えることが出来ました

Q.序盤はピンチの連続でしたけれども、楽しもうという心境は変わりませんでしたか
A.ピンチになって楽しむというよりは、打者に向かっていくぞという気持ちが勝ったので、強い気持ちで立ち向かえてよかったです

Q.相手打線の中でカギになる筒香選手に対してはほとんどスライダーでした。その攻めはいかがでしたか
A.僕のまっすぐの力不足というのはあるかもしれないですけれど、得意な球で空振りも取れたしファウルも取れたのでよかったです

Q.これでシーズンは明日も続くことになりました。改めてその勝利を勝ち取った心境を教えてください
A.まだまだシーズン終わらせないぞという気持ちで戦っているので、明日も勝ってファイナルステージに進みます

「明日も勝って、広島にみんなで行きたい」8回勝ち越しタイムリーを放った長野選手

Q.8回に決勝タイムリー、おめでとうございます
A.ありがとうございます

Q.ご自身のバットで望みをつなぎました。いかがですか
A.そうですね。いいところに落ちてくれたと思います

Q.あの場面は目の前で阿部選手が歩かされて、2アウト一、三塁でした。いかがでしたか
A.歩かされるとわかっていたので、なんとか決めたいなとは思っていました

Q.初球を狙っていくというのはある程度決めていたんですか
A.そうですね。来たボールは打とうと思っていました

Q.取られるかどうかという打球でした
A.落ちてくれてよかったです

Q.これで1勝1敗。明日第三戦です。いかがでしょう
A.田口も言ったように明日も勝って、広島にみんなで行きたいと思います

 

ある力すべて出して戦いたい

Q.あとがない状況ではありましたけれども、この僅差の勝利、よく踏みとどまってくれましたね
A.そうですね。内容とか含めなんとか勝てたということがすべてですし、勝つしか次につながることがない中で勝てたので良かったと思います

Q.なかなかヒットも出てこないという中でしたが、あのワンチャンスによく初球から長野選手が期待に応えてくれましたね
A.そうですね。その辺はこのチームをスタートしてから主軸の一人として活躍していますし、こういうところで1本打ってくれたのは良かったと思います

Q.今日も攻撃の起点となったのは坂本選手でした
A.今シーズン、坂本を軸に戦ってきたチームですし今日もいい形が出来たのではないかなと思います

Q.9回はマシソン投手を続投でいきました
A.勝つための最善と思ってそうしました

Q.そこまで持っていったのはやはり田口投手の粘り強い投球でしょうか
A.いいピッチングをしてくれたと思いますし、本当に今日は今年一番良かったのではないかなと思うくらいです

Q.内野の守りでもいいプレーがたくさん出ました
A.こういうゲームでは、そういうところが勝負を分けると思います。いいプレーが出ました


Q.これで1勝1敗。明日はいよいよ勝負の1戦になりますが
A.あとがないのはお互い様なので、とにかく残すことなくある力すべて出して戦いたいと思います