日本スポーツ振興センター(JSC)は20日、運営する国立代々木競技場(東京都渋谷区)が耐震改修工事のため、2017〜18年度に2年近く使用できなくなると明らかにした。

 同競技場の代々木第1体育館、第2体育館とも1964年東京五輪の会場として建設された。2010〜12年度に行った耐震診断の結果、震度7の大地震で倒壊する恐れがあるため、初めて耐震工事を実施することになった。工事は22か月かかる見込みで、この間は両体育館と室内水泳場が閉鎖される。利用再開は19年度初めとなる見通しだ。

 両体育館はコンサートやスポーツ競技大会などで使用され、いずれも年間300日以上稼働している人気施設。JSCは利用者に耐震工事について通知を出しており、競技団体などは代替会場を探すことになる。JSCは「(五輪前年の)プレ大会には間に合わせたい」としている。

 代々木競技場は、20年東京五輪でハンドボール、パラリンピックでは車いすラグビーなどの会場となる予定。