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 読売巨人軍は11日、株主総会と取締役会を開き、石井一夫代表取締役社長兼編成本部長が代表取締役会長になり、後任の代表取締役社長兼編成本部長に前日本テレビ放送網執行役員事業局長で球団顧問の今村司氏が就任する人事を正式決定しました。久保博取締役会長は退任し、顧問に就任します。

 今村社長は就任の記者会見で、「光栄であるとともに非常な重責、重圧を感じています。野球が置かれている現状、巨人軍の現状を考え、よりよい巨人軍にしていきたい」と抱負を語り、「優勝のために周囲の環境を作ること」が自らの仕事だとして、「原辰徳監督とも密に連絡を取り合ってやっていきたい」とチームとフロントが一体となって優勝を目指す姿勢を明らかにしました。

 チームの強化を巡っては、特にファームの重要性を強調。「ファームの充実は、恒久的に優勝争いするための必須条件」として、「発掘、育成、鍛錬を、一貫性があり恒久的なシステムにしていきたい。強いチームにしていくには連続性のあるシステムが必要」との考えを示しました。

 また、「巨人軍は最高のIP、インテレクチュアルプロパティ(知的財産)」「巨人軍というコンテンツをより価値のあるものにしたい」などと持論を披露。以前から自身のポリシーとしているという「S・E・I・K・O」の5文字のボードを掲げ、S=サプライズ(驚かせてほしい)、E=エンターテインメント(楽しく、わくわくさせよう)、I=インテリジェンス(奥深さを感じさせたい)、K=カインドネス(ファンを大事に)、O=オリジナリティー(個性の発揮を)の5つの実践を選手らに呼びかけました。さらに、「飛んでから考えろ! 潜ってから息を吸え!」という自身のモットーもボードで掲げました。

 今村社長は、1985年に日本テレビ放送網に入社し、制作局ドラマセンター長、スポーツ局長代理兼スポーツ事業推進部長などを歴任。「侍ジャパン」事業を担当するNPBエンタープライズ代表取締役社長を経て、2019年5月まで日本テレビ放送網執行役員事業局長を務めていました。神奈川県出身。59歳。